どんな生地があるの?

どんな生地があるの?

Ermenegildo Zegna(エルメネジルド・ゼニア)

Ermenegildo Zegnaは1910年にエルメネジルド・ゼニアによって創立されたイタリアを代表するブランドです。生地はレーベルごとに名称がありシーズン(春夏、秋冬)に応じても特徴を持っています。
常に素材開発や新しい提案を行うゼニア【Zegna】の生地を解説します。

TROPICAL(トロピカル)

非常にしなやかなオーストラリア産のスーパーファインウールを使って織り上げた生地です。手触りの良さと、さらさらーっとした清涼感が最大の特徴です。平織りのトロピカルはメートル当たり230gという軽量なので夏の装いには最適です。特に濃紺系の無地の素材はトロピカルが持つ特徴を最大限に表現しています。

MOHAIR TROPHY(モヘアトロフィー)

モヘアとは山羊から採った素材です。通常ウール100%とは羊から採ったものです。このモヘアの特徴はツヤとハリです。一時期ご年配向け高級素材としてモヘア混のスーツが人気になった事もありましたが昨年あたりからライトグレー系の生地で若い人向けのファッション雑誌にも取り上げられるようになりました。日本の高温多湿な気候に適した素材です。

HIGH PERFORMANCE(ハイ・パフォーマンス)

ハイ・パフォーマンスはオーストラリア産スーパーファインウールで織り上げられたErmenegildo Zegnaのオリジナル服地です。超極細のメリノウールを強く撚ることによってできる伸縮性に優れた糸を使って織り上げられています。細やかな配慮で入念に仕上げられたこの服地は、1mあたり240g~280gときわめて軽く、シャリ感があって、しかも快適な着心地を生み出します。平織りを基礎にしながらもより立体感を感じさせる素材ゆえに新デザインのスタイリッシュなスーツに最適です。暑い時期でも涼しく快適に過せる、その驚くほどの通気性、シワになりにくく、たとえシワになっても一晩ハンガーに掛けておくだけで完璧なシルエットを取り戻します。その伸縮性の素晴らしさなどといった特徴は、一度この服地で仕立てたスーツやジャケットをお召しになれば、すぐにおわかりいただけます。

SOLTEX(ソルテックス)

新しいスーツ地、ソルテックスはスーパーファインウールで織り上げられた生地です。着て涼しく弾力がある素材で、しなやかでなめらかな質感が特徴です。細く、ツヤがあり、強靭なオーストラリア産ウールと、弾性と柔軟性のあるニュージーランド産ウールを新たに組み合わせ、優れた特徴を持っています。また、ツヤも特徴の一つです。

WOOL/SILK(ウール・シルク交織)

ベースになっているトロピカルは清涼感と軽量を特徴とする平織りの夏用ファブリックです。メートル当たりわずか220gという非常に軽量なウール・シルク混紡のしなやかな最高級スーツ地です。シルクならではの高貴な光沢に加え、ウールとシルクという異なる素材が異なる量の光をそれぞれに吸収することから生まれる美しい玉虫色の輝きも特徴となっています。

TROFEO(トロフェオ)

今や原料メーカーにとっては恒例かつ重要なイベントとなっているのがErmenegildo Zegna社主催のオーストラリア原料品評会です。この品評会にて優勝トロフィーを授与された原料の中から更に17.5ミクロン(SUPER120’S)のみを使用して生産されている生地であるという事がトロフェオの名前の由来となっております。緯糸にはやわらかい風合いとなめらかな表情を出す為に2/90の糸を使用し、経糸には強力物性安定のため1/60の糸を使用しております。軽量ウーステッド素材でありながらも、保湿性のある快適な着心地を提供していただける素材です。

TROFEO CASHMERE(トロフェオ カシミア)

カシミア混のトロフェオ紡毛素材です。外観はフランネルですが重くはなく、軽いソフトでクラッシックな雰囲気のある素材です。

ELECTA(エレクタ)

ゼニアのスミズーラ(オーダー)限定の生地です。オーストラリア産最高級メリノ羊より採取されたスーパーファイン原料(18ミクロン/SUPER110’S)を使用し、Ermenegildo Zegna社独自の仕上げ方法にシーズン事のトレンドに合わせた改良を加え生産されています。独自の仕上げ方法はクリアな表面と耐久性のあるしわになり難く、しなやかな質感でありながらも仕立て栄えする素材です。

HERITAGE(ヘリテージ)

1930年代に流行したデザイン・スタイルを古文書より厳選し、エルメネジルド・ゼニア氏のワードローブにあるスーツ柄との融合により誕生した素材です。Ermenegildo Zegna社は1910年より生産、培われてきた生地の特性、仕上げ、加工方法、原料品質、生産地等を細かく大事に文書にて保存しています。この文書に明記されている様々な伝統と、現代のテクノロジーを用いることによってヘリテージ素材は開発されています。1930年代に実際使用されていた繊維長、繊度、均一度の繊維を探し出し、同じ密度にて織り上げます。フラノ生地として秋冬用に展開しています。

TRAVELLER(トラヴェラー)

オーストラリアスーパーファイン原料を使用して紡績された糸に強撚をかけ、素材の防シワ機能を重点に仕上げられております。世界の国々を移動している人には、移動によるシワ発生を防ぎ、どのような気候のもとにも対応できる素材でありながらもErmenegildo Zegna社のエレガントさを兼ね備えた生地です。スーツケースの中で折りたたまれたあともすばやくシワが回復し着用できるスーツ地として開発されたレーベルです。

TRAVELLER MICRONSPHERE(トラヴェラーマイクロンスフィア)

TRAVELLER(トラヴェラー)の撥水加工を施したファブリック。ダブルツイスト糸及び整理工程での高度な防シワ・摩擦加工によるシワの回復性能に撥水性能を加え、天然素材でありながら高機能を兼ね備えた生地です。まさに活動範囲の広いビジネスマンの為の素材です。

15MILMIL15(クインディッチ・ミルミル・クインディッチ)

スーパーファインウールと呼ばれる一般に19.5ミクロン以下の繊維は生産量の5%にも達しません。その中から特に15ミクロン(SUPER170’S)という極細の繊維を選んだファブリック(生地)です。カシミア繊維と同等クラスの最高級原料のみを使用しているため、限られた生産となりますが、カシミアに似た最高級の風合いを持っています。この風合いは全世界に認められており、当初スーツ無地・柄コレクションのみでしたが、現在はスーツ以外のジャケット・アウターとして幅広く展開しています。

TRECAPI(トレカピ)

緯糸・経糸に細番手の3本の糸を撚りあわせることにより、独特の色目、風合いを表現しています。メートル当たり370gという目付けの重量感による仕立て栄えの中にもErmenegildo Zegna社独特のソフト感覚を表現することのできる素材となっています。その表現力には世界各国より賞賛されています。

BEST(ベスト)

カシミア原料の中でも最高級品質となる内モンゴルカシミア山羊の繊維は、他のカシミア原料より繊維長・繊度・均一度あらゆる要因において勝っています。この内モンゴル原料のみを使用して織り上げられた素材は、暖かさ、しなやかさ、軽さに、Ermenegildo Zegna社ならではのデザインとアザミ使用の起毛加工による、他では味わうことの出来ない本当のカシミアを実感でる秋冬ジャケット&コート生地です。

TUI LLAMA(トゥイ・ラマ)

AW03シーズンからの新たなファミリーで、天然のラマウールを原料としています。ラマの毛は外側が太く、空だの付近になるにつれ細くなっています。南アフリカでCRIAと呼ばれ最も幼いラマを選択した上で、そのベビーラマの最も細い毛のみを刈り取り使用しています。(TUIとは「ベビーラマ毛の最初の刈り取り」の意)TUI LLAMAは、光沢感があり、暖かく、ソフトな素材であり、シェットランド風ジャケット地、ビーバーコート地、メルトンスタイルコート地として適しています。また、カラーバリエーションも豊富で自然なラマカラー(白やブラウン系)から、青、水色、緑、オレンジと様々な展開をしています。

CASHCO(カシコ)

新感覚の着心地を異素材の融合により表現するというコンセプトにて登場した素材です。全く異なる性格を持っているカシミヤ原料とエジプト綿をブレンドし、互いの性格を兼ね備えたウーステッド素材に仕上がっており、スポーティ感覚と上品さを表現できる素材です。

CASHMERE-VICUNA(カシミア-ビキューナー)

2006秋冬デビューのラグジュアリー素材です。ゼニアショップの直営店と限られたお店での限定ファブリック。ビキューナーはワシントン条約保護下の動物の為ペルー政府の原産地証明・輸出証明書が必須な貴重な獣毛です。カシミアとの絶妙なブレンド・仕上げは日本でも世界でも限定量の供給しかない希少価値の高い生地です。