オーダースーツは自分に合った理想のものを

立体的で、体型にフィットするオーダースーツは洗練されたシルエットを描き、
大量生産とは比較できない特別な一着はあなた自身をより魅力的に演出する。

オーダースーツの魅力

最近のビジネスファッション誌(メンズクラブ等)ではオーダー初心者案内としてかなりしっかりとスーツの各名称について紹介されています。ここではそのような雑誌にも負けぬよう、まずは押さえたい名称を抜粋してご紹介!ちょっとしたコツを押さえればスーツマニアになれますよ☆

基本スタイル

スーツはレギュラースタイルを軸として時流に即したスタイルを展開しています。現在主流となっているものの一つは直線的でシャープなラインが特徴的なブリティッシュスタイル、もう一方は曲線的で軽い仕立てのイタリアンクラシコです。他にもソフトモデル、アメリカントラッドモデルなどがあります。

ラペルとゴージライン

オーダースーツの基本 ラベルとゴージライン

ジャケットの襟型の基本はノッチラペルとピークラペル(剣襟)です。ピークラペルは礼服に多く見られますが最近はスーツでも多用されています。襟幅やゴージ(上襟と下襟をつなぐ線のこと)の高さは最も流行が反映される部分です。


ベント(背割れ)

オーダースーツの基本 ベント(背割れ)

ジャケットの背裾を割るベントにはノーベント、フックベント、センターベント、サイドベントの4種類がありますがビジネスユースではセンターベントまたはサイドベントがメジャー。ベントは騎馬時代の名残と言われています。 ※フックベントはアメトラ


袖口の仕様

オーダースーツの基本 袖口の仕様

袖口は釦(ボタン)の種類や数の他、開閉の有無や釦の付け方を選択することができます。袖を実際に開閉できる仕様を本切羽と呼び、また、重ねづけをキッシングボタン(kissing button)と呼びます。


ディティール

ジャケットには多くのディティールが存在しますが、ここではその中でもこだわりを強く感じさせる仕様をご紹介。

まずはチェンジポケットですが、これは英国で小銭(change)を入れるために用いていたものの名残です。英国調を強調する名アクセントです。

次にクラシコ台場ですがこちらはイタリアンクラシコモデルと連動してついてくるオプション。本台場もですが通常裏地で覆われる見返しが共地を用いることでぐっとリッチな雰囲気に!ポリエステルが普及する以前は、裏地にシルクを使用していました。シルクは、耐久性が弱い為に裏地が破けてしまう事が多かった為、そこまで表地で覆う事で長くスーツを愛用してもらおうと考えた職人の工夫と言われています。

総ステッチも同様にリッチな雰囲気を感じさせる仕様です。ステッチを入れることでスーツに一層立体感が生まれ、スタイルをきれいに見せてくれます。

マニカカミーチャはリラックス向けの仕様。「カミーチャ」は「シャツ」という意味なのですがパットレスでシャツのような袖つけをすることで肩も動かしやすく、ジャケットを着るストレスを軽減させたイタリアらしい工夫です。もちろん見た目もおしゃれです!

最後にエルボーパッチ。こちらは狩猟の名残なのですがスーツではなくジャケット単品でたまに見かける仕様です。